宍塚米オーナー制について


 里山の谷津田は、生き物の生息域としても重要です。サシバの生息環境を守ろうと始めた、この米オーナー制も22年目を迎えます。
 谷津田を耕作する農家を支援し、なおかつ美味しいお米が食べられる仕組みに参加することにより、里山環境の保全に寄与できます。是非ご協力をお願いします。

〇宍塚米オーナー制のしくみ
  • オーナーの皆様がお寄せくださったお金で、認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会が宍塚の里山の谷津田で稲作をしている農家からお米を買い取ります。
  • 精米、箱詰めなどをして、10月25日に発送し皆様にお届けします。
  • お支払いいただいたお金は、梱包・配送費、通信・宣伝費、諸経費に使われ、利潤は求めません。
  • 運営、お米の箱詰め作業などは、すべてボランティアで行われています。
〇谷津田って何?
  • 里山の中の谷間の田んぼです。宍塚には約100ヘクタールの林、池、湿地、草地、小川、谷津田、畑などを含む里山が広がっています。このような多様な環境があることで、多くの生き物をはぐくむことができます。
  • とくに宍塚の谷津田は昔ながらの小川と畔なので、生きものにとって住みやすい環境です。
  • 一方、谷津田は、稲を作るのには、一枚ずつの面積も道もせまく、耕地整理された広い水田と比べて水の管理、機械の使用、運搬など、作業に多くの労力がいります。
  • また、湧き水が入るので水温が低く、周りの木々の陰になる部分もあり、稲の生育条件が良くありません。
  • 労力、収量両面で不利な条件にあります。
〇なぜ、谷津田の耕作に支援が必要なのか。
  • 広い田んぼより耕作条件の不利な谷津田は、まっさきに休耕・放棄されてきました。
  • 米価の保証もなくなった今日、谷津田で耕作を続けるのには、作って損にならない価格で、確かに米が売れることが必要です。
  • 谷津田の耕作が続くことで里山の環境の豊かさが保たれ、多くの動植物を守ることができます。
  • 谷津田特有の美しい景観を、子どもたちへと伝えることができます。
オーナー制は、おかげさまで、今年で22年目を迎えます。
  • 宍塚大池周辺の谷津田は1970年代から休耕地、耕作放棄地が増え、セイタカアワダチソウやヨシ、ガマ、篠竹などが高く生い茂る荒地が増加していきました。
  • 多くの方々にオーナーになっていただいたおかげで、意欲的に休耕田を復田する農家も現れ、耕作をしてくれています。会のグループ「自然農たんぼ塾」が高校生と一緒に開墾して耕作面積を増やしました。
  • 大池堤防から下側に広がる休耕田では会で全面草刈りをおこなったことにより、里山らしい景観を感じさせるようになりました。
  • 「田んぼの学校」も盛況で、大勢の子どもたちが農作業をやりながら学んでいます。
  • 地元農家と組織する「宍塚地区農地・水・環境保全会」(通称:田んぼさわやか隊)も休耕田を復田するなど活動範囲を広げています。
  • 皆様のご支援を頂いて、色んな形で展開しています。その中核となる「宍塚米オーナー制」に、何卒ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 単価など詳しくは、募集要綱(2020年版)をご覧ください。

 
 これまでの活動の様子は、活動記録をご覧ください。


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